衣類用消臭剤の種類

衣類用消臭剤の種類「苦みバシったいい男」という表現がまかり通った昭和の時代、煙草とバーボンのニオイに包まれた男たちはハードボイルドと呼ばれていました。現代ならば頭からバケツで消臭剤をかけられそうです。そう、あのファブリーズには正にバケツサイズの「業務用 10L」という商品ラインナップもあるのです。

業務用もある

ファブリーズの「業務用 10L」は詰め替え用として販売されているので、昨年でCMを卒業した某タレントさんのように両手にスプレーを持ってバンバン使う人には最高の商品です。
某タレントさんは中年真っただ中でありながら、爽やかさを兼ね備えた稀有な存在として忘れ難いものがあり、平成の懐かしいCMとして人々の心に焼き付いていることでしょう。
さて、業務用のファブリーズって何に使うんだろうと思った方もいると思います。
まさか、両手にスプレーを持ったプロのファブリーズマン用‥‥。
業務用ファブリーズはホテルなどで使われているのです。
ホテルではシーツやピロケースはベッドメイクが入るたびに交換して洗濯しますが、カーテンやじゅうたんは毎日交換や洗濯はできません。
そこで繊維製品用消臭剤の出番になるのです。
実際には両手に持ってカーテンの上から下へ連続してスプレーする人も多いらしいので「プロのファブリーズマン」と言えるかもしれません。

消臭機能

消臭剤メーカー各社から販売されている消臭剤の機能は第一が消臭で第二が殺菌です。
この消臭剤の第一の目的である消臭方法についても2つの方法があります。
1番目の方法は臭いの元となるニオイ物質を分子レベルでの化合やイオン化による結合などでニオイ臭いを発生しない物質に変えてしまう方法です。
そして2番目の方法は、ニオイ物質の周りをニオイを遮断する他の物質で包み込みニオイが感じられない状態にする方法です。
ニオイ物質を変化させる方法とニオイ物質を包み込む方法のどちらが効果あるかというのは興味があるところですが、衣類を中心とした繊維製品の消臭対策としては、ニオイ物質を包み込む方法の製品が多くなっています。
これは、スーツやシャツなどのニオイの原因が人間の汗や皮脂などが最近で分解されて発生しているニオイやタバコや焼肉のニオイなど繊維の中に染み込んだ匂い物質を消臭することになるためです。

殺菌機能

衣類け消臭剤に求められる要素は衣類の消臭以外にニオイ物質発生させる元となる雑菌の除去があります。
スーツに染み込んだタバコの臭いを除去には必要がありませんが、ワイシャツやアンダーシャツに染み込んだ汗や皮脂から発生するニオイを除去するには消臭剤でニオイ物質を取り除いただけでは不完全です。
なぜなら、シャツには汗や皮脂を分解してニオイ物質を作り出す細菌が付いているからです。
これらのニオイ物質を作り出す細菌を殺菌しない限り、シャツにスプレーした時点でニオイが消えても、しばらく時間が経って再び汗をかいたときにニオイ物質を作り出す細菌が再び活動を始めてニオイ物質を作るため、消臭スプレーの効果が無くなってしまいます。
シャツに消臭スプレーをかけることで長時間に亘っての消臭効果を宣伝するためには、ニオイ物質をつくりだす細菌の殺菌も不可欠なのです。

成分は各社非公開の部分が多い

最近は消臭スプレーも各社からいろいろな物が発売されてきたので、消臭効果や殺菌効果をテストや比較しているサイトも増えています。
消臭効果に関してはニオイ物質や、その測定方法がある程度確立しているので数値化された結果を見ることもできますが、ニオイ物質をつくりだす細菌の殺菌機能に関しては比較の元となる細菌の種類や殺菌効果を検証するに際しての温度や細菌の培養方法などを同じ条件のもとに検証したものが少ないため、判断がつきません。
消臭剤に使われている科学的な殺菌成分と配合されている分量が分かれば殺菌力の目安とすることもできますが、多くの会社は成分を構成している科学物質を公表していません。
これは、メーカー各社とも消臭剤は洗剤などと異なり家庭用品品質表示法による成分の表示義務がないためです。
殺菌力は強い方がありがたいですが、殺菌に使われている成分が分からないと安全性も気になるところです。

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