消臭ハンドブック

消臭ノウハウをご紹介いたします

洗っても臭いバスタオルの原因と対策

バスタオル程家庭によって使われ方がことなる繊維製品はありません。例えば5人家族全員共用で一枚のバスタオルを使っている場合、一人暮らしの人が5回使ったのと同じ勘定です。父親が使ったバスタオルを喜んで使う娘さんは少ないと思いますが、5人家族全員が各自一枚づつ毎日洗いたてのバスタオルを使っている家庭も少ないと思います。

バスタオルの汚れの種類

バスタオルの汚れの種類は汗と皮脂と角質や皮膚に付いている細菌、さらには体に付着した風呂桶の汚れや風呂の湯の中の細菌も含まれます。
余程念入りに体を洗ったのでない限り、人間の体に付いている皮脂や細菌は半分以上残っている筈です。
もし皮脂や細菌が全くなくなるまで体を洗うと、肌はカサカサになり、空気中の雑菌から人間の体を守ってくれる人間に良い細菌もいなくなる為、皮膚に悪影響を及ぼす空気中の細菌に感染してしまいます。
ですから、湯上りでサッパリしてキレイなハズの体を拭いたバスタオルでもある程度の汚れと油と菌は付いています。
さらには、細菌の大好きな湿気もたっぷり含まれているので、バスタオルは生物実験室の寒天培養液以上の細菌の温床となってしまうのです。

バスタオルのニオイの原因

バスタオルほど細菌にとてって絶好の繁殖場所はありません。
一回使ったバスタオルを直ぐに洗うか翌日洗えばバスタオルがニオうことは少ないはずです。
ところが、一回使ったバスタオルをタオル掛けにかけて置き、乾いていたら翌日使うような生活習慣の場合は、汚れや菌がタオルの生地の奥深く繊維の中までしみ込んでしまいます。
バスタオルを洗濯すればニオイ物質は洗い流すことができても、バスタオルの繊維の中まで潜り込んだ細菌は洗剤どころか天日干しでも死なずに寝たふりをして生き延びます。
そしてバスタオルが使われて細菌のエサとなる皮脂や角質がバスタオルにくっ付くとすぐに活動を開始してニオイ物質を発生させるのです。

バスタオルの洗濯方法

バスタオルの洗濯方法は殺菌効果のある漂白剤と一緒に洗うことが基本ですが、できればバスタオルだけを漂白剤に浸け置きしておいてから洗うことです。
そして洗濯よりもすすぎの回数を多くして出来る限り細菌を洗い流すようにすることです。
また、雑菌の多い靴下や作業服などとは一緒に洗わないことも大事です。

究極のバスタオル消臭は

どんなに洗っても使うと直ぐにニオイが出てくるバスタオルがあります。
それどころか、濡れただけでニオってくるバスタオルもあります。
これは、ニオイ物質を発生させる細菌には多くの種類があり、漂白剤に耐性のある菌もいるためです。
また、洗剤や漂白剤の殺菌成分も人間の細胞や皮膚を守っている細菌までにまで影響を及ぼさないような安全面の配慮が行われているためでもあります。
このような時、一番効果のあるのはお湯で煮ることです。
煮沸消毒という言葉があるように、殆どの細菌は熱湯で煮沸することで殺菌できます。
また、このような洗い方を「煮洗い」と言います。
バスタオルを煮洗いするには大鍋に湯を沸騰させてその中にタオルを入れて沸騰させ、しばらく煮沸し、冷めたら普通に洗えば完了です。
ただし、縮んだり、色落ちしたりするので、色物やサイズが違うと困るものには使えない方法です。